検討した建築会社10社のうち、打ち合わせをしたのはハウスメーカー3社
たくさんのハウスメーカー・工務店があるけど、どのくらいの件数を比較したの?どんな基準でハウスメーカーを選んだの?
土地探しからの注文住宅を富士住建で建てました「ミフィまる」です。
家づくりを経験した親友から「土地探しとハウスメーカー選びは並行して進めたほうがいいよ!」とアドバイスを受けたものの、八方塞がりになって家づくりが進まなくなった経験を交えて親友からのアドバイスが正解だったのか?をお伝えします。
土地探しと並行して始めたハウスメーカー選びは見積もりをもらえない
土地がない状態で注文住宅を建てることを決めた。家を建てた親友から「土地探しとハウスメーカー選びは並行して進めたほうがいいよ!」とアドバイスをもらい、行動開始。
しかし、土地がない状態で建築会社を訪問してもほぼ門前払い同然の対応を受ける。こちらとしてはその建築会社で建てた場合、いくらで建てられるのか?を知りたい(見積もりが欲しい)のだが、建築会社としては土地がないと見積もりを出すためのプランを作成できないのです。
※当時は知識がなさすぎてプラン作成ができないことにあまり納得いってなかったけど、建てる土地によって1次外構費用(家が建てられる状態の土地にする)や付帯工事費用(地盤改良費、ガス水道引き込み工事など)が変わるので、家が完成した今なら仕方ないことだなと納得はできます。
ハウスメーカーの坪単価はあてにならない
例えば
「本体価格:2,210万円/延床面積:34坪」の家があった場合
[本体価格]2,210万円÷[延床面積]34坪=【坪単価】65万円
※[延床面積]ではなく[施工床面積]で計算する会社もあるため注意
見積もりがもらえないとなると、建築費用の目安になる情報は坪単価ですが、この坪単価があてにならない金額なんです。なぜなら、坪単価に使われる[本体価格]に含まれるものが建築会社によって異なるから。
大抵の会社では1次外構費用や付帯工事費用はもちろん、オプション費用などが含まれていません。
そのため異なる建築会社で同じ坪数の家を比較しようとしても、坪単価だけでは実際の建築費用を比較できません。
建築費用以外に何を重視する?他の基準でハウスメーカー絞り込みを行う
坪単価があてにならないとは言え、土地がない状態ではプラン作成(見積もり提示)もしてもらえない。では、比較するためにできることは何か?を考えた時に、建築費用以外に重視する条件で建築会社の絞り込みを行うことにしました。
建売住宅か注文住宅かを悩んでいたときにたどり着いた結論から、標準仕様でメンテナンス費用がかかりにくそうな家が建てられる建築会社という条件にたどり着きました。
そのため、各ハウスメーカーの展示場訪問時に必ず確認していたのが、構造面・屋根・外壁・住宅設備(キッチン、お風呂、洗面台)などの「標準仕様」でした。その中でも建ててからは見えなくなる構造面、メンテナンス費用が大きくかかる屋根と外壁については標準で選択できるものは何か?オプションはどんなものがあるか?と目安費用(費用面はほとんどの場合、濁されました)を確認することで、建築会社の絞り込み材料にしました。
門前払いをしなかった3社と打ち合わせをした
標準仕様でメンテナンス費用がかかりにくそうな家が建てられそうという条件をクリアした建築会社の中で、一緒に土地探しをしながら要望をプランに落とし込みするためのヒアリングをしてくれた会社が3社ありました。
価格帯が似ている3社ですが、共通したメリット・デメリットがあります。
メリット 標準仕様で「ローメンテナンスかつ強くて丈夫な家にできる」
メリット 住宅設備の選択の幅が広いまたはグレードが高い
デメリット 施主の努力が必要(ローコスト~ミドルコストあるあるでしょうか?)
ウィザースホーム
千葉県にある新昭和という会社の注文住宅で、耐久性の高い外壁タイルが標準のため外観の個性が出しやすいのではないでしょうか?
担当になった方は当時新卒2年目の女性の方で、これまでの担当棟数は6棟とのこと。経験値は多くはない営業さんでしたが、八方塞がりの私に具体的なアクションをしてくれた初めてのハウスメーカーだったため、2回打ち合わせをしました。しかし下記のような理由から最終的にはお断りしました。
- 難ありな土地しか提案がなく、具体的なプランの話になかなか進めない
例えば県内に親族がいないのに「市内に親族がいない場合建築不可の土地」、いつかトラブルが起きる「前面道路が私道の土地」など - 質問に対してわからないことがあったときに曖昧な回答をしてその場をやり過ごす対応(誠実さに欠けた印象)
商品力は良い会社だったので、人で決めてしまうことは少し勿体なくも感じましたが、このままこの担当者と打ち合わせを進めても前進しないと思いました。
アイ工務店
2010年に設立されて、急成長を遂げているハウスメーカーです。
価格帯やコストパフォーマンスの高さなどから富士住建と比較する方も多いのではないでしょうか?
担当になった方は30代の男性の方(お子さんがわが子と同い年)でした。構造面のこと、住宅性能についてもしっかりと会話のキャッチボールができました。やはり土地がないとプランは作れないとのことでしたが、打ち合わせで細かな要望も含めを伝えたところ、目安金額の提示があったり、「もし●●●●万円以下で建てたいとなると、うちでは厳しいと思う」と無理な提案はせずに、はっきりと言ってくれたのが好印象でした。
土地探しも数多く何度も提案してくださったのですが、富士住建に軍配が上がったたため泣く泣くお断りをしました。
富士住建
富士住建は、通常オプション扱いになるような設備が標準装備として用意されており、「引き渡したその日から快適な生活ができる」なんて言われています。標準装備の充実さがクローズアップされることが多いですが、耐震・気密・断熱などの性能面も優れた会社です。
家づくりを具体的に検討しはじめたときから気になっていた「完全フル装備の家 富士住建」を最終的に選んだのは標準仕様の充実さだけではありません。なぜ富士住建に決めたのか?決めるまでにどんなことがあったのか?は次の記事で詳しくお話します。
土地探しはハウスメーカーに任せるべき?
注文住宅を建てる!と決めてからは自分でも現実的に可能そうな条件での土地探しはしていた。しかし、わからないことが多すぎて土地の良し悪し、我が家に見合う土地なのか?が判断できない。
土地がない状態でハウスメーカーの展示場を訪問しても相手にしてもらえない。
(夫なしで訪問することが多かったの要因のひとつだろうけど…奥さんが決定権握っている家庭は多いと思いますよ?門前払いな対応をした建築会社の営業さん、そのあたりよく考えて対応してね。)
やっぱり土地探しを先にするべきだったのか…?
富士住建に土地探しからお願いをして、結果的に同時進行してよかった!と思いました。不動産会社は不動産のプロだが建築のことはそこまで詳しくない。ハウスメーカーは建築のプロだが、土地のプロではない。
自力で土地を決めてハウスメーカーを訪問し、問題ありの土地、家を建てるのに数多くの制約がある土地、酷いときには家が建てられない土地を持ってくる方もいると聞きました。
でも富士住建には不動産部門のSAZAIE(サザイエ)があるため、【不動産のプロ×建築のプロ】のコラボで土地探しと建物の計画が同時にできました。マイホームの要望を細かく伝えた状態で土地探しもお願いしたため、この土地だと「こういう敷地計画になる」や「この要望が実現できない」などを話ながら土地探し、土地の精査を行うことができました。
まとめ
- 土地なしのハウスメーカー訪問はプラン・見積もり作成ができず門前払い状態
- 坪単価はあてにならない
- 建築費用以外で重視するポイントは何か?がターニングポイント
- 土地探しとハウスメーカー選びは並行して正解◎
- 土地提案をしてくれた3社と打ち合わせをして、富士住建を選んだ
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